ご挨拶
20年以上美容医療に携わり、常に意識している事は、私たちは「美容医療の少し先の未来」をより多くの方々に伝える役割を果たしていかなければならないということです。
芦屋美容クリニックを開院した10年前にまず伝えたいと思っていた未来は、美容とエクササイズの両立でした。当時は美容のためにエクササイズをするという習慣はまだ無く、パーソナルトレーニングも今ほど普及していませんでした。しかし、エクササイズによって美しい姿勢になることや、分泌されるホルモンが美容にとって欠かせないことは明らかでした。
そこで私たちはクリニック内にトレーニングスペースを作り、専属のトレーナーが指導にあたる体制を作ったのです。
数年が経ち、美しさにおける姿勢の大切さや、運動する事によるホルモン分泌が果たす役割を多くの人が知るようになりました。私たちの伝えたい事が浸透したと思える世の中になったと感じています。
さらに時が進み、美容医療が一般的になり、肌トラブルで困った時には、美容皮膚科を専門とするクリニックを受診する事が当然の時代になってきています。
今、私たちが今伝えたい未来は、美容医療施術は継続的に続けていくことで、よりよい効果を得られるようになるという事です。
思い起こせば、美容施術の継続が大切だと初めて感じたのは、20年前に大学病院で美容外科に携わっていた頃に手術結果の良し悪しが肌の美しさ、健康さに関連しているなと気づいた時でした。ある方は、戦後間もなくの時期からエステでの美容施術を受け続けておられ、肌がとても美しい方でした。その方のフェイスリフトは結果も傷跡の治り方も素晴らしいものでした。
肌が萎縮している方の手術結果との違いを痛感したものです。
当時の美容施術は現代と比較すると効果が弱いものだったと想像できますが、その時代にできる最高のケアを続けることで10年後、20年後の肌には大きな差が出てしまい、手術の結果までも左右してしまう可能性があるのです。
ただ、継続することの重要性には気づいていても、当時は美容医療施術がまだまだ発展段階でした。今やたるみケアに欠かせないHIFUも日本に入ってきて間もない時期でとても高額な施術な時代です。コストの事を考えると、私たちが必要と思う施術をコンスタントに続けていける方はまだまだ少数でした。
現在、美容医療を受けるという事は多くの方にとって一般的な事になりました。あらゆる層に働きかける施術も成熟段階に入っています。施術のコストもかなり下がってきたと感じています。
今こそ、続ける良さを伝える時なのです。
肌の状態を定期的にチェックし、同じクリニックで一貫した治療方針のもと施術を続けていくことによってこそ、美容医療の本来の良さを引き出し、より良い結果に結び付けていくことができるのです。
私たちが多くの施術を用意することも、より良い結果のためには欠かせません。顔のすべての層にアプローチできる施術を揃えているからこそ、あらゆる肌の悩みに応えることができます。
毎月のように新しい施術を増やしていくことで、来られる方が最新の美容施術を楽しみながら、最高の効果を感じていただけることを目指しています。
医療法人社団ABC
芦屋美容クリニック
小西 和人
院長プロフィール
- 小西和人
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形成外科専門医、美容外科医。神戸大学にて形成・美容外科診療に10年間携わる。09年12月より神戸大学と連携する美容外科、神戸アカデミアクリニック院長を経て、芦屋美容クリニックをオープン。
過度な手術よりも「自然なキレイさ」を引き出す事を心がけている。 - 所属学会
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日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本臨床毛髪学会会員
日本レーザー医学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本内分泌学会正会員